背の君、山の方

完全俺得な二次創作HP

CONSIDERATION

フィーア

フィーア

OVERVIEW

顔に火傷を負った生地問屋のお嬢。

CONTENT

どこから来た人?

フィーアは仮面の街に来てから一切顔を出さず、誰かと話すこともしていない。(誰かと喋った描写があるのは公式SSと死に際の一言二言のみ。) そのため、フィーアについては正確な出身地域を割り出すことは難しいと思われる。
とはいえ、仮説を立てることは可能であり、「1.ゼクスのカタコトの言葉で意思疎通ができる」「2.掟をまとめた本が読める」「3.ニーアたちの話している言葉が理解できる(返事ができる)」「4.実家が生地問屋」「5.肌の色」から分かることは多い。

「1.ゼクスのカタコトの言葉で意思疎通ができる」
フィーアの話す言葉はゼクスの母国語(仮に仮面語とする)ではないが、8歳のゼクスがカタコトで話せるということは、多少は仮面の街(ゼクスの場合だと諸外国との交易に使う言語か?)でも触れることのある言語と思われる。(両親が教育として習わせていた場合でも、それなりの使用頻度があることがわかる。)
ここでは特に関わりは薄いが、このゼクスのカタコトは、「中途半端にしか言葉を話せないことによるカタコト」なのか、「(フィーアが聞いた時に)イントネーションがズレていることによるカタコト」なのかは判別がつかない。

「2.掟をまとめた本が読める」
公式SSの方でフィーアは掟の本を肌身離さず持ち歩いていることが明かされる。この本が何語で書いてあるのかは不明だが、日々掟が増えていくようなあの街で、あの本を必要とするほど掟について知りたがる(生活するうえで必要に駆られて読む)のはヨソモノだけな気がする。(仮面の街生まれ、仮面の街育ちの生粋の仮面の人は、成長の過程で掟が身についていくため、必要に駆られてこの本を読むことはないのではないかと考えられる。)
そう考えると、フィーア(ヨソモノ)でもすぐに読める掟の書が必要となるわけで、この本は仮面語以外の言語で書かれている(または仮面語とその他の言語の2冊がある)可能性が高い。

「3.ニーアたちの話している言葉が理解できる(返事ができる)」
ニーアたちが来る前に、カイネが一度仮面の街を訪れている。その際にフィーアがカイネと会話したかは不明。しかしカイネが言葉は分からないと言っているあたり、フィーアとは会話をしていないか、手話で会話した(または会話したもののよく分かっていない)とみられる。
ニーアたちが街を訪れた時にも、仮面語は分からないとシロは言っている(後にシロは大体の仮面語を習得して直接会話している)。とはいえ、最初の頃にニーアとシロの話す言葉に返事(反応)をしたのはフィーアだけで、仮面語が分からないニーアとシロの日常言語を聞いて手話で返事をしている。
このことから、ニーアの普段使用している言語(おそらく母国語)とフィーアの母国語は同じ、または(各種方言を含んで)それに近い言語、比較的広い地域で使われている言語だと考えられる。

「4.実家が生地問屋」
おそらく実家は生地の生産が盛んな場所(またはそこから近い場所)にあると思われる。
ニーアの世界観でいけば、(ニーア一行の地元がヨーロッパ周辺だと仮定すると)仮面の街が一番の異境であることは明らかで、仮にあの街を日本(またはエジプト周辺)として、その周りで生地の生産(織物の生産量や出荷量)が多いことを考えると、フィーアの実家はシルクロード周辺(アジア圏)ではないかと考えられる。

「5.肌の色」
フィーアの肌の色は、ニーアやカイネたちと比べると明らかに暗い肌色である。
ニーアたちは異様に白いし、髪にもそんなに色が入っていないから、色合い的にはヨーロッパ系なのかもしれない。戦ってきた敵もグリム系だったし、きっとヨーロッパ周辺に住んでる。(※新宿ニーア云々の話はここでは置いておく)

一方で、ゼクスと比べるとフィーアは白く見えるが、あれはゼクスとノインが異様に黒いだけな気がする。あと仮面の街は全員が黒いわけじゃなくて、ムービーを見るだけでも結構いろんな人種がいることがわかる。閉鎖的なのに多民族国家という意外性。
多民族であることはまぁいいとして、その中でもフィーアは白くもなく、黒くもない、肌色。どっちつかずなところが、実際にどっちにもつけづらいアジアっぽさでもあるのかなぁ…?
あの全員から万遍なく色素を抜いたような世界で、ゼクスだけ髪の色がそこそこ残ってるのも不思議だけれどね。(他に髪の色が残ってるのはデボル&ポポル)

フィーアについては、髪の色や元の服とかの手がかりが一切ないからなんとも言えないけれど。
どことなくアジアの人なんじゃないかなぁと思いました。

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